高齢者専用賃貸住宅(高専賃)とは?

 

借り主を、高齢者に限定した賃貸住宅であり、介護の提供が前提である特別養護老人ホームなどと違って、さまざまなタイプがあり心身の状態に応じて高齢期の住まいを選べるのが特徴です。

 

 高専賃は高齢者居住安定確保法に基づいて2005年に制度化されました。
貸主は都道府県に登録し、食事や介護サービスの有無などを公表する必要があります。


 多くの高齢者に介護が必要になっても自宅に住み続ける事を希望していますが、高齢者に配慮した住宅が少ないのが現状です。
また、住み替えようと思っても、高齢者の入居を拒否する貸主も多く住宅探しは大変です。高専賃の場合は、高齢者の住み替えニーズに対応し、安心して暮らし続ける住宅を増やし公表いたします。


  一般の賃貸住宅と変わらない物件もありますが、国土交通省によると、8割の住宅で緊急時の対応などがあり、6割の住宅で食事の提供を行っております。
また、介護が必要になった場合、事業者と同系列の訪問介護(医療)事業所デイサービス施設が利用できる住宅もあります。